貴乃花親方降格案採択で理事解任へ!理事長八角・白鵬より重い処分

貴乃花親方に対する相撲協会の処分内容が決まりました。

「降格」案が採択され、貴乃花親方は理事を解任される見込みとなった模様です。

スポンサーリンク

貴乃花親方への「処分」は日馬富士の次に重い!?


かねてより、貴乃花親方に対する相撲協会側の「処分」がどのようになるのか注目されてきましたが、12月28日に行われた臨時理事会で降格処分が採択され、理事解任を提案されることが決まりました。

2階級降格で、「役員待遇」へと降格になる見込みです。
(※理事の1階級下は副理事)


「降格」は、一連の事件の中で、日馬富士への「引退勧告」に次ぐ重い処分となります。

加害者がわの親方である伊勢ヶ濱親方と同等の処分です。

※ただし、伊勢ヶ濱親方は自主的に降格した形式となっているため、「処分」はされていません。


今はまだ決議案が決定された段階であり、この提案を受け、1月4日に行われる予定の評議委員会において、この処分が妥当であるかどうかを判断されることになります。


貴乃花親方への処分(案)決議により、事件関係者への処分はひと通り出そろった形になりました。

【処分の種類・重い順から】
1.懲戒解雇
2.引退勧告   ⇒元横綱日馬富士
3.降格・番付降下⇒伊勢ヶ濱・貴乃花
4.業務停止
5.出場停止
6.減俸(報酬減額)⇒八角・白鵬・鶴竜
7.けん責(厳重注意など)


いろいろなメディアで処分の内容が予想されていましたが、ここまで重い処分を予想する人は少数派でした。

現場にいた白鵬や鶴竜には、「暴力行為を見たら止めなきゃダメですよ~」と注意して、減給(白鵬は1.5か月分、鶴竜は1か月分無給)。

八角は3か月分給与返上。


で、被害者貴ノ岩の責任者・貴乃花親方は降格…。

八代英輝弁護士
(最高責任者であるはずの)理事長より重い処分はおかしい。


報告義務を果たさなかった、巡業部長としての職務を果たさなかったと言われていますが、貴乃花親方は最初から「報告は警察から」と一貫して言っています。

警察が扱う事件になってしまったのだから、「巡業部長として扱える範囲を超えている」ので「警察にゆだねる」と言っています。

報告しても、話を良いようにゆがめられたりあげ足を取られたり、示談の方向に持って行かれたくなかったわけですから、貴乃花親方の行動は何も不思議ではありません。

でも、協会にとって貴乃花は不都合な存在だったんですよね。


なので最初から「貴乃花が報告しない」と印象付けるために毎日わざわざテレビカメラに映るように貴乃花部屋に足を運んで手紙を届けたり、貴乃花親方からの報告書を黙殺したりして、「職務を全うしていない」というストーリーを強調してきたわけです。


でも実は、相撲協会は報告義務を怠ったのなんだのはどうでもよくて、「警察に通報して事件化したこと」の方を怒っているのだと思います。

話し合いに応じず、示談に応じなかったことを怒っているのだと思います。

それを表向きには言えないだけ。


その根拠は、日馬富士引退前後の頃、テレビに出る「相撲協会関係者」が口をそろえて

ちゃんと報告して話し合いに応じてくれていれば、こんな大ごとにはならなかったのに
と言っていたことです。

警察に被害届を出した時点で日馬富士の引退は避けられなかったわけですから、それはつまり

話し合うことができれば、うまく説得して事件化せず穏便に済ませることができたのに

という意味に等しい、ということになります。

スポンサーリンク

理事に復帰させるために降格を選んだ可能性

「降格」が選ばれた理由は何だったのでしょうか。


相撲協会としては、何らかの形である程度重い処分を下し、「貴乃花に怒ってるんだゾ!」ということを示したい。

思い通りに動かないヤツをなんとか処罰したい。


だからと言って、理事に復活できる可能性の低い業務停止にしてしまうと、「被害者側である貴乃花への処分としては重すぎる」として、世論を騒がせてしまうことも予想できる。


「じゃあ2か月間理事から降りてもらうってことで」…という流れだったのではないでしょうか。


伊勢ヶ濱と同等の降格となってしまう見込みの貴乃花ですが、2か月後に理事に復帰する可能性は高いようです。

貴乃花が理事に立候補した場合、必要な表を集められるだけの支持者がいると考えられるからです。

「降格」より実質重い「業務停止」の順位が低い理由は?

相撲協会の処分の段階には、処分の重さと内容との間に矛盾があります。

【処分の種類・重い順から】
1.懲戒解雇
2.引退勧告
3.降格・番付降下
4.業務停止
5.出場停止
6.減俸(報酬減額)
7.けん責(厳重注意など)


3番目に重いとされる「降格」の処分を受けても、稽古の指導をすることができるし、給与も支給されます(減額あり)。

そして、降格して理事でなくなっても、来年2月に行われる理事選に立候補する権利があるため、また理事に再選されれば、2か月間の降格で済むことになります。


ところが、4番目に重く、降格よりは軽いはずの「業務停止」処分になると、「業務を行ってはならない」わけですから、弟子の稽古指導もできませんし、親方への給与の支給もなくなります

そして、業務停止期間中は理事選への立候補をすることもできません。

業務停止になれば、1か月や2か月では示しがつかないということで、それ以上の長期になることが予想されていましたので、2月の理事選に出ることはできません。

つまり、事実上は業務停止の方が重いということになります。

ここまで聞くと、「じゃあ降格より業務停止の方が重いから、順番を変えたら?」と誰もが思いますよね。

ただ、相撲関係者によると、相撲界は全てが番付、格付けの世界だから、降格は重いのだそうです。

「番付が下がるということは、非常に大きな処分に相当する」ということで、降格は引退勧告の次に置かれている、ということのようです。

降格は重すぎる?処分に納得できなければ訴える?

「降格処分は重すぎるのではないか」と言う意見が、各方面から出てきています。


降格処分に値する理由が不十分であったり、本人が納得できない場合、不服を申し立てて裁判で争うことができます。

TBSテレビ「ひるおび!」のレギュラーコメンテーターである八代英輝弁護士は、「訴える可能性もある」と予想しているようです。

八代英輝弁護士
貴乃花についている弁護士事務所を良く知っていますが、すごく強敵ですよ。


ここまできたら裁判で全てを公開にして、とことん争ったら良いのではないでしょうか。

白鵬の言う「膿」とやらを出し切るチャンスですよ。


来月に開かれる予定の評議委員会で、「降格」は採択されるのか。

理事を解任されたとして、直後の2月の理事選で、貴乃花親方は理事に復帰するのか。

まだまだこの事件から目が離せません。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする