バドミントンタカマツペアの小学校時代・プライベートの過ごし方「グッと!スポーツ」

リオオリンピックのバドミントン女子ダブルスで金メダルを取った高橋礼華選手松友美佐紀選手のタカマツペア。

色々と趣味も好みも違う二人が、NHKテレビ「グッと!スポーツ」で、知られざるプライベートと秘話をあかしてくれました。

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参考:2017年9月26日放送「グッと!スポーツ」

あうんの呼吸・究極のコンビプレー

(左:高橋礼華選手、右:松友美佐紀選手)


https://www.daily.co.jp

スーパーシリーズで通算9勝し、去年(2016年)3月からずっと、バドミントン女子ダブルスで世界ランキング1をキープしているタカマツペア。

パワーで強烈なスマッシュを打ち込む高橋礼華(たかはしあやか)選手は、トップアンドバックの攻撃態勢に入った時、主に後衛をで重さのあるスマッシュを連打することができるパワープレイヤーです。


これに対して前衛が得意な松友美佐紀(まつともみさき)選手は、敵チームの次の動きを冷静かつ瞬時に判断し、コートの穴(敵の守りが手薄になっているところ)に効果的なショットを落とし込むなど、変幻自在で意表を突く技が得意な、技巧派プレイヤーです。

高橋選手が「今前衛を守ってほしい」と思った時にはすでに松友選手が前にいる、そんな「あうんの呼吸」がぴったりなのだそう。


「私は(高橋)先輩のような、1発で決められる強い球を持っているわけじゃないので、相手の嫌がる球を出して、相手の返球が甘くなったところを先輩に後ろから『バンッ』って打ってもらうようにしています」

…と、松友選手。

お互いの得意分野を活かしあった、究極のコンビプレーの完成形が、タカマツペアなのです。

お見合いが少なく、ラケットがぶつからない!

ダブルスのペアは、組んで間もない頃や、お互いの動きがかみ合ってないペアだと、お見合い(二人の間に来た球をお互い見合って取り逃してしまうこと)や、逆に二人とも球を取りに行ってしまってラケットがぶつかり合う…というようなことがよく起こります。


でもタカマツペアは、初めてペアを組んだ時からお見合いやラケットのぶつかり合いはほとんどなかったのだそう。

どちらが球を取りに行くかは雰囲気で出来上がっている感じで、話し合いや練習で決めて行ったものではないそうです。

組んだ直後から息ピッタリだった、ということがうかがえます。

小学校からのライバルが「あまりもの」でダブルスペアに!

小学校から頭角を現し、お互いの存在を意識するように…

奈良県出身で、6歳からバドミントンを始めた高橋選手は、小学校6年になる頃には全国でも敵なしの存在に成長。

徳島県出身で、1学年下の松友選手も、全国大会を制する実力者に育っていました。

その頃からお互いを意識していたというタカマツペア。

積極的に近づいて行ったのは、1学年先輩の高橋選手からでした。

人のフォームの真似をするのが上手かった松友選手に、高橋選手が「ウチの真似もしてよ!」と声をかけたのだそうです。

やがて文通もする仲になります。

(平成生まれなのに、「メール」ではなく文通というのが、地方の小学生らしくてかわいいですね)

同じ高校の先輩後輩になり、初めてのダブルスでペアに

高校は、二人とも宮城県の聖ウルスラ学院英知高校に進学。

中学までそれぞれシングルスで活躍していた二人を、ダブルスペアとして組ませたのは、バドミントン部の田所監督でした。

高校総体に出場するダブルスのペアを決める時、田所監督が強いペアから順に組んでいって、最後に余ったのが高橋選手と松友選手だったのです。

「先生、私たちまだ呼ばれていません」と手をあげた高橋選手に、
「悪いごめんね~お前は松友と組んでもらうから」と、田所監督。

なんと田所監督、本当に二人の存在を忘れていたのだそうです…!!

相性やプレイスタイルなどを考えに考えて作られたペアではなく、忘れられて余っていたから作られたペアだった、ということでした(・・;)。

この「あまりものペア」が、結成わずか1年後には高校日本一に成長します。


二人姉妹の長女である高橋選手は、面倒見が良いタイプ。
(妹・高橋沙也加選手は姉と同じ日本ユニシスに所属するシングルス選手)

松友選手も二人姉妹ですが、こちらは妹で、人に頼りたいタイプ。

「(後で思えば?)ひとつ違いの先輩後輩である二人の相性はちょうど良かった」と語る田所監督でした。

ペアを組まされ「ヤバい、どうしよう…」

もともとはシングルス一本でそれぞれ頑張ってきた高橋・松友選手ですから、ペアを組めと言われた時は戸惑ったそうです。

「シングルスしかしてこなくて、ダブルスなんてやったことがないのに」
ヤバい、どうしよう…と」
やり方が全然わからないながらも、「先輩である自分が引っ張っていかなくては、と思った」
と、高橋選手。


一方の松友選手は、「シングルスの選手としても、高橋先輩とのペアでのダブルスも、両方頑張らなければならない」と思ったのに、監督から「あまりもの」と言われたのは多少なりともショックだった様子でした。


そんなタカマツペアですが、高校の時ペアを組まされてなかったら今の自分たちはなかったと思うので、監督には感謝しているそうです。

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練習中に意見がぶつかることはない?

ダブルスのペアは、もともと他人同士。

それなのに一年中一緒にいて世界を飛び回り、衣食住を共にしながら幾多の試合を重ねていくわけですから、ぶつかり合いがあるのも当然ですが、タカマツペアは…。

高橋選手は先輩なので言うことがあれば言うそうですが、あまりケンカや言い合いなどして後に引きずるようなことは避けたいため、言い方には気を付けています。

それでも時には強く「ちょっと今日ミス多いよ」などと言ってしまうこともあるようですが…。

これに対し松友選手は、質問などをすることはあっても、強く言うことはないそう。


バドミントンは、メンタル面がすごく試合に影響する競技です。

自分のパートナーに対して良くない思いがあれば、それは必ず試合中の動きに出てしまいますから、二人ともそのあたりはとても気を使っているようですね。

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プライベートは完全別行動

日本ユニシスバドミントン部・チームメイトの栗原文音選手からの情報によると、
「タカマツペアは、プライベートでは距離を置いていることが多い」とのこと。

遠征先では飛行機の座席もとなり・ホテルの部屋も同じで、1年の半分くらいは(嫌でも?)行動を共にしなくてはならないので、さすがにプライベートで一緒に出かけたりすることはほとんどないそうです。

高橋礼華のオフ日はネイルサロンにJSB

試合中でも目立つ高橋選手のネイル。

リオオリンピックでも、日の丸と日本チームのユニフォーム柄のネイルがキラリと光っていました。

そんな高橋礼華選手のオフ日は、ファッショナブルなお姉さんスタイルに身を包み、銀座のネイルサロンへ。

メイクもバッチリ。

足元のファッションにも余念がありません。

雑誌を見る時も、よくネイルのデザインを見て「次はこれにしよう」と考えたりするそうです。

その他にも、ビーチや温泉、女子会、三代目JSBのライブなど、20代の女性らしいアクティブな過ごし方が多いのが、高橋選手のオフ日の特徴でした。

松友美佐紀はラフスタイルでバドミントンの準備

松友美佐紀選手のオフ日は、バドミントンシューズのソール作りに新宿のスポーツショップへ。

服装も、部屋着よりはマシ?なラフスタイルです。

動きやすそうなサンダル・Tシャツ、そしてやっぱりノーメイク…?

シューズのソールを作る以外にも、試合の準備や体調のケアに時間を使っています。

オフ日の過ごし方にも、個性が出ていますね。

好きな食べ物・嫌いな食べ物や特技は?

好きな食べ物・嫌いな食べ物

高橋礼華選手の好きな食べ物・嫌いな食べ物

好き ⇒ チーズ チョコレート パンケーキ
嫌い ⇒ 魚貝類 和菓子

松友美佐紀選手の好きな食べ物・嫌いな食べ物

好き ⇒ 白いごはんとごはんのおとも いちご お肉 なまこ
嫌い ⇒ おもち 和菓子


なんと、二人とも和菓子が嫌いなのだそう…!
バドミントン以外の共通点が見つかりましたね。

特技

高橋礼華選手の特技

高橋選手の特技は、なんとぞうきんがけ…!
ちょっとでもゴミが落ちていると気になるそうで、たとえお風呂上りでもホコリが気になったらぞうきんがけしてしまうほど。

潔癖症とまではいかないけど、きれい好きです。

松友美佐紀選手の特技

松友選手の特技は、「どこでも寝れること」。
飛行機での移動中でも、よく眠っているそう。
海外遠征が多いので、とても活かされている特技です。

趣味

松友選手の趣味は、息抜きにテレビやDVDを観ること。

お笑い番組も好きなのだそうです。

「グッと!スポーツ」の司会者はお笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉さんですが、アンジャッシュも好きな芸人ということで、
松友「大島さん」
児島「児島だよ」
のネタで盛り上がってました。


高橋選手の趣味については番組では触れられていませんでしたが、日本ユニシスの公式サイトでは、「3代目(JSB)のライブのDVDを見ること」とあります。

松友選手の趣味欄には「iPadでの動画視聴とウィンドウショッピング」、と…。

ちゃんと女の子らしくウィンドウショッピングもするんだな、とちょっと安心…、と、一瞬思ったけど、スポーツショップ巡りとかしてそうですね(笑)。

「最強の自分になりたい」

リオオリンピックで金メダルを取った後、引退も考えていたという高橋礼華選手。

遠征・試合・練習と、休む間もなく続く忙しい生活の中で、オリンピック後は「金メダルも取れたし、もういいかな」という気持ちになっていました。

「リオで金メダル」を目標に4年間頑張ってきて目標を達成し、「その後のことは考えていなかった」というのは、高橋選手だけでなく、松友選手も同様でした。

「新たな目標が見つからない」という苦しい胸の内を松友選手に打ち明けるも、松友選手の方も、それまでの苦しい4年間のことを思うと「頑張りましょう!」とは、簡単には言えませんでした。


そんな状態の中出場した6月14日のインドネシアオープンで、タカマツペアは世界ランキング100位以下の無名の中国ペアにストレートで敗戦

まさかの1回戦敗退に、引退を強く意識した高橋選手が松友選手に伝えた言葉は…。


「最強の自分になりたい」


「引退」の言葉は出てくることなく、新たな夢を語りました。

それを聞いた松友選手の答えは…。


「同じ思いになれて良かったです」


惨敗からの、気持ちの見つめ直しからの、新たな目標への旅立ちのきっかけとなったのがインドネシアオープンでした。

その直後の6月25日・オーストラリアオープンでは、リオオリンピックで銀メダルだったあの長身コンビ・ユール/ペダーセンペアに圧倒的な強さで勝利し、みごと金メダルを手にします。


2020年のオリンピックが東京オリンピックであるということも、引退を思いとどまり次に向かうための大きな要素でもありました。

次のオリンピックが「東京じゃなかったら本当に引退しているだろうな」と言うくらい、タカマツペアにとって思い入れのある東京五輪。


高橋「(リオで)頂点の景色を見た以上は、やっぱりまたそこを目指して、また金メダルを取りたい。」

松友「あと3年は長いようで多分あっという間なので、二人でもっともっと強くなって勝ち続けていられるようにしたい。」


お互いに対して思うことは…。

高橋「松友は大切な存在。松友とじゃなかったらリオで金メダルは取れなかったと思う。オリンピックスら出れてなかったんじゃないかと。感謝しています。」

松友「先輩とじゃなければここまでこれてなかったと思う。勝てない時期も、今までもこれからも大切なパートナーです。」


東京オリンピックでは「最強のタカマツ」が見られると思うと、今からワクワクしますね!

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