妊娠中はなぜ便秘になりやすい?妊婦さんが便秘になる原因とは

妊娠すると急に便秘がちになったり、便が固くなり、コロコロの草食動物の便のようになって、排出しにくくなったりすることがあります。

妊娠すると、便秘になりやすいのはなぜなのでしょうか。

妊婦さんにオススメの便秘解消方法は…?

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妊娠すると便秘がちになる理由

妊娠すると、7割~8割の妊婦さんが便秘がちになってしまうとも言われています。

実は妊娠と便秘には、深い関係があるのです。

ホルモンバランスの変化

妊娠していなくても、「生理前は便秘気味になりやすい」と感じたことはありませんか?

生理前になると、プロゲステロンという女性ホルモンが増加します。

プロゲステロンには、水分を体内に保とうとする働きがあるため、水分の代謝が悪くなります。

そのため便が固くなったり、スムーズに排便ができないという現象がおきるのです。


妊娠中は、このプロゲステロンがずっと多めに分泌されている状態が続いているわけです。

さらに、プロゲステロンには子宮の収縮をおさえる働きもあるのですが、子宮の収縮をおさえることで、すぐ近くにある腸のぜん動運動にまで抑制効果が働いてしまい、便秘を増長してしまうのです。

栄養不足

妊娠すると、赤ちゃんの分だけ多く栄養分が必要になります。

ところがママの方は、妊娠したからといって、急に食事内容を理想的なものや量に変えるのは難しいですよね。

それどころか、つわりや妊娠中特有の激しい好き嫌いの変化などによって、通常よりも栄養をとれなくなってしまうママも少なくありません。

便を作る材料となるのは、やはり毎日の栄養バランスの取れた食事ですから、食事がかたよると便秘を引き起こしてしまうのも当然…というわけです。

水分不足

おなかに赤ちゃんがいれば、羊水も必要になるし、赤ちゃんも日々大きくなっていくので、普段より多めの水分が必要になります。

水分不足は便を固くし、便が出にくくなってしまう原因となります。


ところがママの方は、おなかが大きくなってくると、膀胱が圧迫されて頻尿になったり、尿モレを引き起こしてしまったりすることがあるため、ついつい水分をとるのを控えめしてしまうことも…。

お腹が大きくなってくるほどに便秘症状が強くなるのも、このような理由によるものと考えられます。

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ストレス

妊娠中でなくても、ストレスは便秘の大きな要因のひとつ。

そして妊娠は、人生で初めてか、せいぜい2~3回目の、経験の少ない大イベントのひとつです。

体型や体調も激しく変わり、産後の不安などもあるため、妊婦さんの抱えるストレスは、本人が自覚している以上に大きいもの。


ストレスを感じると、自律神経が交感神経優位に傾き、体内の水分のめぐりを停滞させ、腸の動きを低下させて、便秘がちな体質になってしまうのです。

運動不足による筋力の低下

妊娠中は、激しい運動はできませんし、ついつい無駄な外出は控えてしまいますね。

初期はつわりがきつかったり、体がだるく感じて、動くのがおっくうに感じてしまうことも多いでしょう。

お腹が大きくなってくれば、少しの外出でも疲れてしまいます。


一方で人の筋肉は、動かない日が続けば、日を追うごとにどんどん落ちていきます。


正常な排便のためには、体幹を支える筋肉が必要ですから、筋力低下が続くと、便を出す力が弱くなってしまうのです。

また、適度な運動は腸のぜん動運動を刺激しますが、運動の機会も減っていってしまうため、妊婦さんはどうしても便秘がちな体質になりやすい環境に置かれているのですね。

妊娠中の便秘対策

妊婦さんでも手軽にできる便秘解消方法としては、まず、普段の食べ物や飲み物から見直しをしてみましょう。

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妊娠中のストレスをなくすことは難しいですが、ストレスを感じても受け流すようにして、おおらかな気持ちでゆったり過ごすようにしましょう。

つわりや食欲不振のため、ヨーグルトや乳酸菌たっぷりの食生活が難しい時は、サプリメントに頼るなどして、難しく考えすぎないことも大切です。

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