夏バテの原因は脳の疲労!梶本修身先生の夏バテ対策新常識

夏バテにはやっぱりウナギや焼き肉などのスタミナ料理!

…と、思ったら、実はそんな食事は夏バテの疲労回復には逆効果だった!?

『すべての疲労は脳が原因』の著者で、東京疲労・睡眠クリニックの院長・梶本修身(かじもとおさみ)先生がすすめる「正しい夏バテ対策」とは…?

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夏バテしている時は、脳が疲れている

暑すぎる外から、冷房の効きすぎたレストランに入って食事、そしてまた暑い外へ…。

夏は、常に体温調節が必要ですよね。

このため、脳の自律神経は常に疲れがたまった状態。

実はこの『脳の疲れ』が夏バテの正体だったのです。


夏バテが「体の疲れ」ではなく「脳の疲れ」によるものだとは、ちょっと驚いてしまいますが、例えば「目の疲れ」や「仕事のし過ぎで集中力が切れてしまった」などの状態も、目そのものや体そのものの疲れではなく脳の疲れである、というのと同じなのです。

夏バテに食べるべきはスタミナ料理ではない!

夏バテしている時には、おいしいウナギや焼き肉が体に良いと思って食べることがよくありますよね。

実際、夏バテで食欲が落ちていても、うなぎや焼き肉ならペロリと食べられる!という方も多いのではないでしょうか。

でも実はこれ、榎本先生によると、『逆効果』なんだとか…。


食べ物を消化する時も、脳は活発に働いています。

脂肪分が多い焼き肉やウナギのようなスタミナ料理は消化に時間がかかり、胃への負担が大きくなって、脳にも疲労を与えてしまうのです。

梶本先生おすすめの夏バテ対策料理

鍋、煮物

梶本先生おすすめの夏バテ対策料理は、『胃に負担がかからないもの』、そして『いろいろな食材がバランスよくとれるもの』…ということで、なんと鍋料理です。

他にも、煮物やうどんなど、胃に負担がかからないものを選ぶと良いですよ。


それにしても、真夏に鍋…。

ちょっと食欲が出る気がしませんが(汗)。

冷やしうどんやそうめんならスルスルと入りそうですね。

食欲がないからと炭水化物だけで済ませず、煮物や煮魚などを添えて、バランスの取れた食事を心がけましょう。

コンビニでも買える!疲労回復にサラダチキン

梶本先生もお勧めの疲労回復食材は、『サラダチキン』です。

今、爆発的に売れているみたいですね。

サラダチキンでなくても、鶏のむね肉であることがポイントです。

鶏のむね肉には、疲労回復物質『イミダペプチド(=イミダゾールペプチド、イミダゾールジペプチドとも呼ばれる)』が豊富に含まれています。

イミダペプチドには、夏バテなどの疲労を予防し、回復力を高める働きがあります。

コンビニでも買えるようになったサラダチキンは、袋を開けてそのまま食べられるのでお手軽ですね。

マグロの刺身

マグロにも鶏のむね肉と同様、疲労回復を助けるイミダペプチドがたくさん含まれています。


マグロは回遊魚で、長時間泳ぎ続けていますが、それができるのは体内にイミダペプチドがあるからなのですね。

鳥も、(ニワトリは飛ばなくなりましたが)長い時間空を飛び続けることができるのはイミダペプチドがあるから。

疲れを取りたかったら、ウナギより鶏むね肉・マグロ、と覚えておきましょう。

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朝はジョギングではなくベッドでストレッチ!

「朝早起きしてジョギングやウォーキングをする」といった健康法を実践している方も多いですね。

しかし、梶本先生によると、これはとても危険な行為なのだそうです…。

朝起きてすぐは、脳の自律神経がまだ完全に目覚めていません。

この状態でジョギングなどの運動をしてしまうと、心筋梗塞などのリスクを高めてしまいます

目覚めてない脳に負担がかかるだけでなく、血圧や心拍のコントロールにも悪影響を及ぼしてしまう可能性があるので、朝の運動は控えた方が良さそうです。


朝は、脳や体を目覚めさせるために、ストレッチ程度の軽い動きがおすすめです。

朝目が覚めたら、ベッドの中で足を延ばしたり、軽く体をひねったりすることで、脳がストレスなく目覚められるのです。

外出時はサングラスを!

目から入る紫外線は、脳が疲労する原因となります。

紫外線を浴びると、脳は体を守るために活発に活動しますが、目から直接入ってくる紫外線が一番脳の活動に影響するため、目が紫外線を浴びると夏バテを引き起こしてしまいます。

脳の疲労を予防するためには、外出時はサングラスを着用するようにしましょう。

この時、濃い色のサングラスをかけると、光を取り入れようとして瞳孔が開いてしまい、サングラスをしていない時より多くの紫外線が目に入ってしまう危険性があります。

紫外線対策には、UVカットのレンズを使った薄い色のサングラスを選ぶようにしましょう。

「暑い日は、熱いものを飲んだ方が良い」はウソ!?

昔から、冷たすぎる飲み物は体に良くないと言われてきました。

そのためか、夏でも暖かい飲み物をあえて飲む人もいます。

ですが、暑い時に熱い飲み物を飲むのは、ストレスでしかありません。

夏は体が熱を外に放出しようとしています。

冷たい飲み物を飲むことで、脳が体を冷まそうとするのをサポートしてくれることになるので、『夏の暑い時は冷たい飲み物を飲む』が正解です。

暑い日のお風呂は汗をかかないで出る!

お風呂でお湯に浸かって温まるのは、運動して汗をかくのと同じくらい体に負担がかかる行為です。

お湯に浸かった方がぐっすり眠れると感じるのは、脳の自律神経が疲れ切った状態になって、脳が休みたがっていることのサインだったのです。

夏は、38度くらいのぬるめのシャワーで体を流す程度でOK!

この方が、暑い日の疲れ対策には良いそうです。

夏はクーラーをタイマーで止めてはダメ

夏はクーラーをかけて寝る人も増えてきました。

「朝までつけっぱなしだと風邪をひくから」と、2~3時間のタイマーで止める設定をしている人も多くいますが、これはNG。

タイマーでクーラーをオフにしてしまうと、部屋の温度が途中から暑くなり、安眠を妨げてしまします。

熟睡しているように見えても、寝汗をかいている時などは、脳が自律神経を働かせているため、脳の負担になっているのです。

また、眠っている間に部屋が暑くなると無意識のうちに汗を大量のかき、『夜間熱中症』を引き起こしてしまう恐れがあります。

熱中症で亡くなっている人の半数は夜症状を発症していますので、夜だからと油断してはなりません。

夜でも、暑い日はクーラーをつけ、朝までつけっぱなしにして寝るようにしましょう。

質の良い睡眠をしっかりとることができれば、脳は十分に疲労回復する力を持っている
のです。


以上、梶本修身先生の夏バテ対策の新常識でした。

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当記事は、2017年8月16日放送 テレビ東京『ソレダメ!』を参考にしています。

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