春日野部屋傷害事件の元力士とは?八角理事長・春日野親方の処分は?

日馬富士の暴行事件、第40代式守伊之助のセクハラ事件、大砂嵐関の無免許運転追突事故の虚偽報告事件…。

事件続きの相撲協会ですが、過去に隠された暴行事件があったことがわかりました。

しかも当事者は、貴乃花親方の代わりに巡業部長代理を行っていた、あの春日野親方でした…!

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公表されなかった春日野部屋の暴行事件

当記事は、2018年1月25日のデータをもとにしています。


出典:detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

事件の概要は以下の通りです。

春日野部屋所属の力士(現在23歳)が、弟弟子(矢作嵐さん・現在22歳)の顔を殴り、傷害罪で起訴され、2016年6月に【懲役三年・執行猶予4年】の有罪判決を受けた、というもの。

暴行を受けた理由から引退まで

【2014年9月5日深夜】

●兄弟子(加害者)が「掃除の仕方を注意するため」若手力士を集める。

●弟弟子(被害者)が先輩力士のマッサージ中の力士も呼びに行った。

●兄弟子(加害者)がそれに腹を立て、「この野郎」と叫んで殴る蹴るの暴行を加えた。

●弟弟子は顔が大きく腫れ、完全にあごが左にずれて、骨が折れていることがすぐにわかった。

●2日後、別の先輩力士に、国技館内の診療所に連れていかれる。

●医師にあごの骨折の可能性を指摘され、病院での受診をすすめられる。

しかし春日野親方は病院に連れて行かず、知り合いの整体師のところへ行くよう指示。

●症状は悪化。
 春日野親方は「冷やしておけば治る」と言うだけ。

●自己判断で大学病院で診察を受け、「すぐに入院と手術が必要」と診断される。

●別の病院での診断結果を春日野親方に伝えると
 「勝手なことをしやがって」と怒られる。

●そのまま引退を決意。

引退理由は「糖尿病が悪化したから」ということにされた


入院し、治療を受ける被害者・矢作嵐さん


メディアのインタビューに、矢作嵐さんは以下のようにコメントしています。

「みんなが隠ぺいし始めちゃったんで

殺人集団なのかな、と思った。

(春日野親方にも)
貴乃花親方のようにしてほしかった。」

元兄弟子と春日野親方を告訴

刑事告訴

その翌月の2014年10月、被害者男性(弟弟子)は、加害者力士と春日野親方を相手取って刑事告訴を起こしています。

【加害者力士への刑事告訴】

●傷害容疑

書類送検 → 起訴

加害者力士は2015年7月に引退。

2016年6月、有罪判決が確定。
(懲役3年執行猶予4年)


【春日野親方への刑事告訴】

●保護責任者遺棄容疑

春日野親方は「冷やしておけば治る」と言って早期に適切な治療をさせなかったため、被害者の症状を悪化させた。

加害者力士に対する指揮監督を怠った。

→ 不起訴処分

民事告訴

2017年3月、被害者男性は加害者と春日野親方を相手取り、3000万円の損害賠償を求めて提訴しています。

(現在審議中。)


3000万円は高額に思えるかもしれませんが、怪我は全治1年6か月の重傷でした。

被害者は今も味覚障害が残り、調理人などの職種に就業できない状態です。

味覚障害があると、食事もおいしく食べることができません。


被害者の男性は「事件を公表していただいた上で、春日野親方からの謝罪を望んでいる」とのこと。


暴行から有罪判決、そして現在に至るまで、春日野親方からの謝罪は一切ないようです…。


なお、春日野親方はこの事件について

「別の力士を通じて通院を指示した」

「事件を隠ぺいする意図はなかった」

と言っています。

「事件を隠ぺいする意図はなかった」というのは、本当のことかもしれません。

そもそも事件と思ってなかった
が正しいのだと思います。

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加害者の元力士は誰?

加害者の元力士とは、2013年に新弟子検査に合格して入門し、2015年7月の名古屋場所を最後に引退した福岡出身の元力士である、と報道されています。

これに該当する力士を調べてみたところ、栃玄武という力士が該当することがわかりました。

13年に入門して15年に引退しているため、実績は無いないまま相撲人生を終えています。

隠ぺい体質だから新たな暴行を防げない?

春日野親方はこの事件について、相撲協会には報告していたようですが、今回事件が発覚するまで、相撲協会も春日野親方もこれを公表することはありませんでした。

春日野親方は、広報部長でもあるのに

相撲協会がこの事件を公表しなかった理由は、「当事者がもう相撲界を去っているから」ということですが、事件発生当時は在籍していたわけですから、公表しない理由としては成り立ちません。


春日野親方自身も、被害者力士を国技館内の診療所に連れて行かせただけで適切な治療を受けさせなかったこと、「勝手なことをしやがって」と怒ったことから考えて、公表する気は最初からなかったことがうかがえます。


貴乃花親方が「今の執行部は信用できないので協力できない」として、かたくなな態度をとった理由がはっきりした、という感じですね。


もしこの事件が起きた時点で公表し、問題の根本原因(相撲界の悪しき暴行体質?)を叩き出して「膿」を出す努力をしていたなら、日馬富士暴行事件を防ぐこともできていたかもしれません。


隠ぺい体質の結果として、貴乃花親方による反乱(?)が起き、相撲協会の意図しない形で過去の暴行事件が暴露されるなど、外部の力による「膿出し」が行われる形になってしまっています。

当時の危機管理部長は貴乃花親方だった!

春日野親方は、事件から数日後に理事長および危機管理部長に報告した、ということですが、当時の理事長は北の湖理事長、危機管理部長は貴乃花親方でした。

事件の報告を受けた貴乃花親方は、その時どうしたのでしょうか。

理事長をはじめとする協会側から、黙して隠ぺいすることを指示されたのか、それとも貴乃花親方自身、公表しない方が良いと考えたのか。

もしくは、「入院と手術が必要なほどの重傷である」ということまでは伝えられてなかったか…。

適切な治療を受けさせなかった挙句、「勝手なことしやがって」と怒った春日野親方のやることですから、その可能性も十分考えられます。


いずれにせよその当時も貴乃花親方は最高責任者ではなかったため、最終的な決定権はなかったと思われますが、真実はわかりません。


ただただ、なんとも因縁めいたものを感じずにはいられません…。

これに対し、世間の声は…?

八角理事長の処分はあるのか

今回表ざたになった春日野部屋事件が起きたのは2014年9月のことですが、八角理事長は2015年の年末には理事長に就任していますから、加害者の元力士に有罪判決が出た2016年6月の時点では、すでに八角理事長が最高責任者だったことになります。


相撲界で暴行事件が頻発していながら、依然体質が改善されないまま今日に至ることの責任はどうなるのでしょうか。

個人的な感情丸出しで貴乃花親方を処分した池坊保子議長や高野利雄危機管理委員長は、八角理事長と春日野親方に対してどのような処分を下すのでしょうか。


私個人は、貴乃花親方が処分された本当の理由は「暴行事件を警察に通報し、表ざたにしたこと」だと思っているので、公表せず隠ぺいした八角理事長と春日野親方には、あまり厳しい処分は下されないか、あるいは「処分なし」と予想しています。

皆様、どう思われますか…?

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