日馬富士が引退会見で貴ノ岩への謝罪がない理由を弁護士が代弁

本日(2017年12月11日)、暴行事件で日馬富士が書類送検されました。

日馬富士が引退会見で「ファンや関係者・相撲協会」に対して何度も謝っていながら、肝心の被害者である貴ノ岩への謝罪が全くなかったことへの批判が高まっています。

それどころか、「弟弟子の態度が悪かったので礼儀礼節を教えるつもりだったがちょっと行き過ぎてしまった」と、貴ノ岩の態度さえ悪くなければ…的な言い回しが随所に見られ、反省のない態度にいら立ちを覚えた方も少なくなかったようです。

これに対し今日、「日馬富士の弁護人」からその理由に関する申し開きの文書が公開されました。

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日馬富士の弁護人による釈明文

参考:2017年12月11日放送「ひるおび!」

日馬富士弁護人からのFAX文書(多分全文)

当職らは、元横綱日馬富士の弁護人ですが、本人に代わりまして、以下の通り表明させていただきます。

本日、日馬富士は、今般の傷害事件に関し、鳥取県警察による書類送検を受けた由であります。

現在、まだ検察官による処分前の捜査中であることに鑑み、事実関係の詳しいことは申し上げられませんが、貴ノ岩関に関する傷害の事実は間違いなく、送検されたことを重く受け止めると共に、横綱という立場にありながら、このようなことをし、現在のような事態になったことについて、改めて貴ノ岩関を初めとする皆様に心からおわび申し上げます。

なお、報道によりますと、先の日馬富士の引退会見において、貴ノ岩関に対する謝罪がなかったと指摘され、その意図についても縷々コメントされておりますところ、確かに引退会見において、貴ノ岩関に対する明確な謝罪の表現がなかったことは事実ではございますが、これは極度に緊張した会見の場において単に日本語の表現力が及ばなかったものにすぎず、何らかの意図があったものではございません

この点、日馬富士は、皆様ご承知の通り、11月14日に貴ノ岩関及び貴乃花親方に謝罪するため貴乃花部屋を訪れている上、通訳人立会いの下での第1回目の警察による事情聴取においても、第二回目の事情聴取においても、「貴ノ岩関の身体と心を傷つけてしまい、本当に申し訳なかった。」胸の謝罪の思いを供述していたもので、供述調書にも描いてもらった記憶でおります。

ここに改めて貴ノ岩関及びご家族に衷心よりおわび申し上げるとともに、これまで支えてきていただいたファンの皆様や相撲協会の皆様など多くの皆様にも深くお詫び申し上げます。

なお、これまで日馬富士は警察の捜査に全面的に協力してまいりましたが、この度、ひととおり警察捜査が終了し書類送検されたことから、これを機に、改めて貴ノ岩関と貴乃花親方とお会いして謝罪すると共に、慰謝の措置をどのように行うべきか、話し合いをさせていただきたく、お願いの申し入れを行うこととしております


…と、いうことでした。

一説によると
「モンゴル人は(ケンカみたいなことでは)謝る習慣がない」
とも聞きおよんでいますが、

日本人の私の感覚からすると、
あのような状況の会見で一番に表明しなくてはならないのは、

何よりもまず被害者への謝罪であるべきです。

そのついでに、付け足す感じで協会やファンへの謝罪、
というのが筋だと思うので、
やっぱり何かしっくりこないですが。


「単に日本語の表現力が及ばなかったものにすぎない」
とありますが、
日本人のはずの伊勢ヶ濱親方の態度は
日馬富士よりもっとひどかった

という印象を持たれてしまったのは痛い。

また、親方の口からも謝罪のことばは一切なかった
ということへの違和感は残ったままです。


そんなだから
「伊勢ヶ濱部屋に抗議の電話が鳴りやまない」
などという現象が起きてしまうんじゃないでしょうか。

【抗議の電話をする方へ】

抗議の電話で迷惑をこうむるのは、
部屋で働く従業員とその他の力士だけで、
日馬富士でも伊勢ヶ濱親方でもないと思いますので、
意味のない抗議電話はやめておきましょう。

裁きは司法にまかせましょう。

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八代英輝弁護士・若狭勝弁護士の見解

個人の主観はさておき。


ゲストコメンテーターの若狭勝弁護士・
レギュラーコメンテーターの八代英輝弁護士らによる、
この文書に関する見解は、以下の通りでした。

八代英輝弁護士
一番言いたいのはそこ(貴ノ岩・貴乃花と直接会って話したい旨)ですよね。


~書類送検されたこの段階で示談も有り得るのでしょうか?~

若狭勝弁護士
十分あり得ます。
示談は、「書類送検までにしなくてはならない」ということはありませんので。
八代英輝弁護士
弁護人としては(書類送検されたので)待ったなしになります。
若狭勝弁護士
(弁護側は)かなり追い込まれていますよね。
こういう(弁明の)FAXを出すこと自体、一般の人の印象をやわらげたいという思いなので。
弁護人からすると、「このままだと重い処分になってしまう」と…。
八代英輝弁護士
報道機関を通じて社会に…、というように見えますが、
これは「貴乃花親方へのお手紙」でしょう。
「コンタクトとらせてください」という。
若狭勝弁護士
(もし示談が成立すれば)即起訴猶予になります。(=有罪にはならず、前科もつかない)


…とのことでした。


元横綱日馬富士が引退して社会的制裁を受けていること、
そして事件から時間がたっていることから、
一般の人の処罰感情はかなり薄れてきているように思います。


あとは、当事者である貴ノ岩関と貴乃花親方が
どういう意向なのかだけが問題として残っている、
という状態になりつつあります。

書類送検された今日の時点でも、
何のコメントも伝わってきていません。


貴ノ岩の力士生命さえも危ぶまれる中、
早期の解決を望みます。

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